2000年のキングズビショップS(米G1)覇者で、種牡馬として活躍馬を多数送り出したモアザンレディ(
More Than Ready)が死亡。25歳だった。米競馬
メディア『Bloodhorse』が報じている。
More Than Readyは
父サザンヘイロー、
母Woodman's Girl、母の
父Woodmanという血統。
1997年にアメリカで生まれ、競走馬引退後は米国で種牡馬入り。オーストラリアでもシャトル種牡馬として供用され、北半球・南半球でともに活躍馬を多数送り出した。オセアニアでの代表産駒はG1・8勝の実績を持つ名牝モア
ジョイアス(More Joyous)など。米国ではBCス
プリント連覇を果たしたロイエイチ(
Roy H)や、米国の芝G1を6勝したラッシングフォール(Rushing Fall)などを輩出している。
日本ではブルードメアサイアーとして
カフェファラオや
ナックビーナスなどを送り出しており、また直仔の
ジャングロは今年の
NZTを制し、産駒の
JRA重賞初制覇を飾っている。