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【新潟記念展望】夏競馬のフィナーレ、近年は差し優勢の傾向

  • 2022年08月30日(火) 06時00分
 夏競馬を締めくくるハンデ重賞。サマー2000シリーズの最終戦という位置付けだが、秋に向けた始動戦として参戦してくる馬も多く、シリーズの他のレースと比べてバラエティ豊かなメンバー構成になる。

1.内・小回り実績に注目

 新潟外回りは直線が非常に長いため、瞬発力以上に持続力が問われるレースになることもしばしば。このレースに関しても、昨年ワンツーのマイネルファンロントーセンスーリヤをはじめ、ブラヴァスカデナタツゴウゲキカフジプリンスアルバートドックマイネルミラノコスモネモシンなど、内・小回りコースで持続力を活かして良績を残していた馬の激走が多い。

2.ベテランに妙味あり

 過去10回の成績をキャリア数別で見てみると、キャリア10戦以下の馬は複勝率13.3%、複勝回収率34%と苦戦傾向。また、キャリア11〜15戦の馬も複勝率は30.0%あるが、複勝回収率は73%にとどまる。対して、16〜20戦の馬は複勝率26.7%で複勝回収率119%、21〜30戦の馬も複勝率は16.4%だが複勝回収率は101%。妙味という点ではベテランに軍配。

3.近年は差し優勢

 以前は先行馬が幅を利かせる年も多かったが、近年はどちらかというと差し優勢になっている。過去5回で、4角10番手以下だった馬は[3-2-4-24]で複勝率27.3%、複勝回収率は118%に上るのに対し、4角5番手以内だった馬は[1-3-1-28]で複勝率15.2%、複勝回収率59%。

 ユーキャンスマイルは3年前の同レースを勝って以来となるGIII出走。年を重ね、近走は3〜4歳時に発揮していたような後半の脚は鳴りを潜めているが、相手関係が楽になるGIIIかつ、キャリア2戦2勝の新潟なら見直しは可能と見る。

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