今週の日曜日は、重賞が2レース。小倉競馬場では
小倉2歳S(GIII・芝1200m)が行われます。
小倉2歳Sといえば、昨年は
ナムラクレア、一昨年は
メイケイエールが優勝しているように、近年は多くの牝馬が活躍。16年には
レーヌミノルが制しており、後の牝馬クラシックでも期待できる馬を送り出しています。
とはいえ、過去10年で見れば牡馬も5勝を挙げており勝利数はイーブン。牝馬優勢と決めつけるのは早計かもしれません。
昨年は
ショウナンマッハ、
インプロバイザーと牡馬2頭が人気を裏切り敗戦。今年も
クリダーム、
プロトポロスと人気を背負いそうな牡馬がいますが、どのような結果となるかに注目です。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
先週の
新潟2歳Sでは、【残った馬】だった
キタウイング、
ウインオーディンでワンツーフィニッシュ。また、3週前の
エルムSでは【残った馬】として推奨した4頭中2頭で決着し、9番人気、6番人気の馬単は「万馬券」となっています。
今週もケシウマの【残った馬】にご期待ください!
ここでは、
小倉2歳S「消去条件」のうち1つを無料公開します。
【条件】
キャリア3戦以上(ただし、前走0.7秒以上勝利馬は除く)
[0-0-0-32]複勝率0%
該当馬:
ウメムスビ、
ゴーツウキリシマ、
ミカッテヨンデイイ(過去の主な該当馬:19年
テーオーマルクス5人気6着、17年
ペイシャルアス4人気6着)
前走で新馬戦を勝ち上がったばかりの馬が、過去10年で6勝2着5回3着7回と活躍しているレース。反対にキャリア3戦以上馬は[1-1-1-35]と苦戦傾向です。
2歳重賞ということもあり、多くのキャリアは不要。前走で0.7秒以上勝利と素質を示していた馬以外は、好走のハードルがかなり高そうです。
上位人気が予想される、
ミカッテヨンデイイが消去データに該当しました。
本馬はデビューから2回連続で3着と惜敗すると、3戦目で
フェニックス賞に出走。新馬勝ちや未勝利勝ちの馬も出走する中で、2着に2馬身半差をつけ快勝しています。
これまでの3戦は全て今回と同じ小倉の芝1200m戦で、走り慣れたコースということもプラスに働くでしょう。
しかし、前述した通り
小倉2歳Sで多くのキャリアは不要。OPクラスを勝利していることで注目を集めそうですが、
フェニックス賞には地方馬や九州産の馬も含まれていました。
今回は九州産の
ゴーツウキリシマを除き、すべてが中央の1勝馬。重賞となれば素質馬も揃うため、ここでは少し疑ってみたいところです。
さらに、残りの消去条件は『
パーフェクト消去法』にて公開中。重賞レースの参考に、ケシウマの予想バイブルを是非お役立てください。