夏競馬もラストウィークを迎え、来週からはいよいよ秋競馬が始まります。
7月から始まった「サマー2000シリーズ」も今週でラスト。最終戦の
新潟記念(GIII)で勝負が決します。
出走メンバーを見渡すと重賞常連馬に上がり馬も加わり、上下のハンデ差は8.5kg。昨年は12番人気の
マイネルファンロンが勝利しましたが、今年も波乱の可能性は十分に考えられるでしょう。
ハンデ戦だけに、今年も大接戦が予想される
新潟記念。今週も例によって、AIに弾き出された注目馬をご紹介します。
◆重賞初勝利に王手!
今週の
新潟記念でAIが本命に抜擢したのは、人気上位が予想される
ヒートオンビートでした。
本馬は昨年1月に美濃S(3勝クラス)を勝利し、続く大阪―ハンブルクC(OP)以降は重賞戦線で活躍。
天皇賞・春(GI)では後方から追い込み、4着と力のあるところを見せつけています。
ヒートオンビートといえば、やはり堅実な末脚が魅力。美濃S以降の勝利はありませんが、重賞では7戦して馬券圏内が5回と殆ど崩れていません。
今回騎乗する
池添謙一騎手は美濃Sで本馬を勝利に導いており、近3走でも手綱を握っていますが最大の武器である末脚をシッカリ引き出しています。
ヒートオンビートを管理する
友道康夫厩舎も近10年の
新潟記念で4勝と抜群の相性を誇っており、人気ですが好走確率も高いでしょう。
因みに冒頭でも触れたサマー2000シリーズで、
七夕賞(GIII)2着だった
ヒートオンビートは現在6位タイ。友道厩舎の
新潟記念勝利馬は半分の2頭がシリーズチャンピオンにも輝いており、本馬もタイトル奪取の可能性は十分に考えられそうです。
(netkeiba編集部)