ルーキーの今村聖奈騎手（１８）＝栗東・寺島＝が３日、小倉１２Ｒ（３歳以上１勝クラス、ダート１７００メートル）で、騎乗した１番人気ハイエストポイント（牡４歳、栗東・鈴木孝）を５馬身差Ｖへ導いた。

　この日、自身初の全１２鞍に騎乗した聖奈は、４Ｒを６番人気のタケトンボ（牝３歳、栗東・飯田雄）で制しており、この日２勝目。ＪＲＡ３４勝目、地方４勝を含む通算３８勝目とした。

　聖奈は「前走、前々走とうまく乗ることができず、続けて乗せてくださったことにまず感謝します。重賞馬の血統（全兄に２０年きさらぎ賞覇者コルテジア）で乗り味がすごくいいですし、きょうは外枠が当たって、いい形で競馬できると思っていました。思ったよりも（周りの）テンが速くなって、この馬場で前残りになっても…と思ったので１コーナーから気分良く動いていきました。最後も減量があったとはいえ、強い勝ち方でした。鈴木先生をはじめ、厩舎スタッフ、前田オーナーに感謝したいです」と声を弾ませた。

提供：デイリースポーツ