今年の
キングジョージ6世&
クイーンエリザベスSで金星をあげたパイルドライヴァー(牡5、
Pyledriver)は、
凱旋門賞を回避することがわかった。現地時間8日に英競馬
メディア『Racing Post』が報じている。
同馬を管理するW.
ミューア調教師は、軽微な怪我により獣医から来週まで乗り運動を控えるべきと判断され、
凱旋門賞に納得のいく状態で出すことが難しくなったことで回避を決断したと説明している。
また、同師はパイルドライヴァーの復帰戦について、間に合えば
ジャパンCかブ
リーダーズCに向かうとコメントし、来日する可能性を示唆した。
パイルドライヴァーは父
Harbour Watch、
母La Pyle、母の父
Le Havreという血統の英国産馬。通算成績は18戦7勝。
2019年7月にイギリスでデビュー。2021年のコロネーションCでG1初制覇を果たし、同年の
香港ヴァーズでも
グローリーヴェイズの2着に好走した。
G1・2勝目をあげた
キングジョージ6世&
クイーンエリザベスSでは、昨年の
凱旋門賞馬トルカータータッソ、G1・3勝馬ミ
シュリフ、今年の愛ダービー馬
ウエストオーバーらを相手に勝利を収めている。