夏競馬も終わり、待ちに待った秋競馬が始まります。
とはいえ「サ
マースプリントシリーズ」は、まだ終わっていません。今週は、その最終戦となる
セントウルS(GII)をAIに予想してもらいましょう。
昨年は上位2頭が、そのまま
スプリンターズS(GI)でもワンツーフィニッシュ。今年も本番で上位人気になりそうな有力馬が出走してきます。
注目は4歳牝馬の2頭で、
メイケイエール、
ソングラインともに抜けた人気が予想されますが、妙味も踏まえた予想はどうなるのか…。今週も例によって、AIに弾き出された注目馬をご紹介します。
◆疑心暗鬼が妙味を生む!?
今週の
セントウルSでAIが本命に抜擢したのは、人気上位が予想される
ソングラインでした。
本馬は3歳時に
NHKマイルC(GI)で、7番人気ながら2着と健闘。
富士S(GII)で重賞初制覇を果たすと、サウジアラビアでも1351ターフス
プリント(G3)を制しました。
帰国初戦となった
ヴィクトリアマイル(GI)では、勝ち馬
ソダシから0.3秒差の5着に惜敗。ただ、一度叩いた前走の
安田記念(GI)は見事な変わり身を見せ、初GI制覇を果たしました。
実績は申し分なく、やはり今回のポイントは初距離となる「1200m」でしょう。
富士S、
安田記念と日本での重賞勝利はともにマイル戦。4走前の1400m戦・
阪神C(GII)で15着に惨敗していることなども含め、疑心暗鬼になっているファンも多いかと思われます。
しかし、メンバーなどから考えても能力を出し切っていないのは明らかで、3歳時に圧勝した1400m戦の
紅梅S(L)などを考えても距離短縮がダメとは決して思えません。
むしろ、ファンが疑心暗鬼になるほどオッズ的には妙味あり。これまでのパフォーマンスを考えれば、素直に
ソングラインから入りたいところです。
(netkeiba編集部)