「新馬戦」(11日、中京)
中京5Rは
ディープインパクトのラストクロップとして注目される
オープンファイア(牡2歳、
母ゴーマギーゴー、栗東・斉藤崇)が、単勝1・3倍の圧倒的な1番人気に応えた。超スローペースを後方から追走。ゴール前で一気に加速し、父譲りの末脚で差し切りV。場内は大きな拍手に包まれた。
ルメールは「子ども。遊んでいた。ゲートの中でもスタートでも道中でも直線も」と苦笑い。「でも、いい瞬発力がある。真剣に走ったのは残り150メートルだけ。さすがディープ産駒。伸びしろがある。すごい楽しみ」と将来性を高く評価した。
斉藤崇師は「ホッとしました。先のある馬なのでゆっくりやっていきたい」と今後を見据える。次走は未定だが、一度放牧へ。偉大な父の最終世代はJRA登録6頭。先陣を切った忘れ形見が強烈なインパクトを残した。
提供:デイリースポーツ