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【凱旋門賞】栗東レポート C.ルメール騎手(ステイフーリッシュ)

ラジオNIKKEI
  • 2022年09月14日(水) 10時53分
10月2日(日)にフランス・パリロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(G1)を控え、ステイフーリッシュで参戦する予定のC.ルメール騎手が14日、栗東トレーニング・センターで取材に応じた。コメントは以下の通り。

「前走(ドーヴィル大賞)は休み明けでしたが、良い競馬でした。フランスの馬場に慣れてきたと思います。さすがステイフーリッシュでしたね。マイペースで走って、だんだんペースを上げていきました。勝ち馬は強かったですし、2着は仕方ないと思います。レースには乗っていませんが、見ていると状態は70〜80%だったと思います。凱旋門賞を勝つには120%が必要ですね。矢作先生を信頼しています。

ステイフーリッシュはスタミナがありますし、いろいろな経験をしたタフな馬です。馬場が重たくならず、普通の馬場になれば、本当のステイフーリッシュの競馬ができると思います。前走が8月末で、凱旋門賞が10月2日というレースのローテーションも良いと思います。フレッシュネス(新鮮さ)と、コンディションのコンビネーションが良くなると思います。日本馬は深い馬場に慣れていませんから、良い馬場状態の方が良いと思います。

(ステイフーリッシュに)コースは合っていると思います。ドーヴィルもパリロンシャンと同じ右回りでした。乗りやすい馬ですし、いろいろな競馬場で使ってきましたし、たぶん大丈夫です。バーイードが出走してくれば、とても強いと思います。2400mはまだ走っていませんが、前走(英インターナショナルS)は強かったです。ニエル賞を勝ったシムカミルも強いですね。

昨年の凱旋門賞を勝ったトルカータータッソは、雨が降ればビッグチャンスだと思います。ドイツの馬は深い馬場が得意ですからね。タイトルホルダーも強いです。フロントランナーのタイプですね。タフな馬で、ずっと同じペースを維持することができます。前走のタイトルホルダーはとても強かったです。ステイフーリッシュはドバイでも3番手を追走していましたし、2・3番手に行くかもしれません。スタートは上手いので、前の方には行けますが、タイトルホルダーもいますし、逃げられないのではないかと思います。

凱旋門賞はもちろん特別なレースですね。ケンタッキーダービーエプソムダービー、メルボルンカップ、そして凱旋門賞は世界でもトップレベルで、特別な、有名なレースですね。凱旋門賞の日の雰囲気は、いつもと違います。全レースがG1ですからね。ファンの中でもテンションが違うのを感じます。日本の馬で挑めるのはうれしいです。日本の馬の勝利を待っています。JRAのジョッキーとして、日本の馬で勝てればすごく喜ぶと思います。日本に凱旋門賞の勝利を届けたいです」

(取材:山本直)

ラジオNIKKEI

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