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【AI予想・ローズS】今年も大荒れ必至!? 高配当の使者は「隠れた実力馬」か

  • 2022年09月17日(土) 20時00分
 秋競馬が始まり、3歳「三冠戦線」も10月には最終戦を迎えます。

 今週は3日間開催となりますが、平地重賞2レースはともに三冠戦線のトライアルレース。牝馬のローズS(GII)、牡馬のセントライト記念(GII)ともに、3着以内の馬にそれぞれ秋華賞(GI)、菊花賞(GI)の優先出走権が与えられるということで、本番への切符を懸けた熱き戦いが繰り広げられそうです。

 週初めにはセントライト記念でのAI予想を公開した本コーナーですが、月曜時点での本命候補は断然1番人気となりそうなアスクビクターモア。人気が抜けそうな感じもありますので、今回の週末予想は、上位人気が拮抗しそうなローズSに焦点を当てたいと思います。

 昨年は、2着に12番人気のエイシンヒテンが入り波乱となったローズS。一昨年も2着14番人気、3着11番人気と2桁人気馬が2頭も馬券になっており、波乱含みのレースといえるでしょう。

 今年はオークス7着のアートハウス、2戦2勝のサリエラが人気となりそうですが、どちらも堅軸とは言い難い状況。どの馬も一長一短という混戦レースで、AIに弾き出された注目馬をご紹介します。

◆あの素質馬が完全開花!?

 今週のローズSでAIが本命に抜擢したのは、伏兵・マイシンフォニーでした。

 本馬は昨年のPOGでも話題となった素質馬ですが、デビューしてここまで8戦1勝。牝馬限定の未勝利戦を勝利しただけにとどまります。

 ただ、その走りは堅実で、これまでの8戦中7戦で掲示板を確保。ただ1回掲示板を外した1勝クラスのレースは、約3か月の休み明けで馬体重も前走から26kg増やしていたことを思えば、度外視してもいいのかもしれません。

 これまでのレース内容は秀逸で、1着馬から0.3秒差の4着と敗れた3戦目の勝ち馬は先週の紫苑S(GIII)で2着と健闘したサウンドビバーチェフィリーズレビュー(GII)で0.4秒差の4着と敗れた際の上位2頭は、桜花賞(GI)でも差のない競馬をしたナムラクレアサブライムアンセムでした。

 また、フローラS(GII)でも0.4秒差の4着でしたが、2着のパーソナルハイ桜花賞で6着と健闘。今回想定される人気を考えれば、マイシンフォニーの妙味が際立っているように感じられます。

 能力的に考えれば、展開次第で頭まで…。近年は荒れているレースでもありますから、「隠れた実力馬」に高配当を期待したいところです。

(netkeiba編集部)

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