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【浦和・オーバルスプリント注目馬】シャマルとティーズダンクが再戦、3歳馬リメイクも加わり激戦必至

  • 2022年09月21日(水) 11時01分
 9月21日(水)に浦和競馬で行なわれるテレ玉杯オーバルスプリント(3歳上、JpnIII、ダ1400m)。1991年にテレビ埼玉杯として創設。その後レース名や距離が変更され、2011年から指定交流競走となった。優先出走権はないが、JBCスプリントへの前哨戦となっている。

 同舞台で行われた5月のさきたま杯では、3頭がゴール前で激しいたたき合いとなり、大井のサルサディオーネに軍配が上がったが、同レースの2、3着馬が再び相まみえることになった。悲願のダートグレード制覇を目指す地元のティーズダンクと、今年に入り重賞2勝と絶好調のシャマルの対決は注目。発走は16時25分。主な出走馬は以下の通り。

ティーズダンク(牡5、浦和・水野貴史厩舎)

 全日本2歳優駿東京ダービー3着と若駒の頃から世代の中心で活躍を見せた。3歳時には戸塚記念(2100m)を制すなど中長距離で活躍したが、古馬になってからは距離を短縮。マイルグランプリを制したほか、浦和1400mのダートグレード競走で2度の連対を果たすなど地方競馬を代表する馬へと成長を遂げた。重賞2勝を含む6戦全連対の得意舞台でダートグレート初勝利を狙う。

シャマル(牡4、栗東・松下武士厩舎)

 今年4月のなにわSで5馬身差の圧勝を飾り、勢いに乗って挑んだ東京スプリントではハナ差の大接戦を制して重賞初制覇。続くさきたま杯では逃げるサルサディオーネ、追い込むティーズダンクと火の出るような追い比べを演じてタイム差無しの3着に好走。初の1400mと一周競馬に難なく対応し、サマーチャンピオンではさきたま杯での経験活かして重賞2勝目を飾った。今回はティーズダンクへのリベンジと、重賞3勝目を狙う。

リメイク(牡3、栗東・新谷功一厩舎)

 昨年10月に迎えたデビュー戦では、6番人気の伏兵評価を覆す8馬身差の圧勝。今年2月の条件戦を制してきっかけを掴むと、昇竜S端午Sとオープン特別を連勝した。続くユニコーンSでも1番人気に推されたが、直線伸びきれず6着。前走はクラスターCに出走予定も馬体故障で除外で、今回は仕切り直しの一戦となる。当馬は2016年のUAEダービー覇者で、同年の米クラシック3冠に挑戦したラニの初年度産駒。父に産駒初のグレードタイトルプレゼントなるか。

 その他にも久々のダート戦出走となるオパールシャルム(牝5、美浦・武藤善則厩舎)、鋭い末脚武器のイバル(牡5、栗東・小崎憲厩舎)、地元の快速馬プレシャスエース(牡9、浦和・小久保智厩舎)などが出走予定。

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