9月25日(日)に中山競馬場で行われるオールカマー(GII)に出走予定のソーヴァリアント(牡4、美浦・大竹厩舎)について、追い切り後の松浦達彦調教助手のコメントは以下の通り。※なお追い切りは明日木曜日の予定。

(前走からここまでの経緯は)
「チャレンジカップを勝った後、中山記念を目指して調整していましたが、その過程の中で右トモの骨折が判明しました。その後手術して、夏は全休という事になりました。そこから立ち上げて、8月に帰厩してオールカマーを目指す事になりました」

(馬の具合は？)
「幾分、休み明けのような体つきで、重々しい感じはありましたが、帰厩してから長めに調整する期間もありましたし、そこは徐々に良くなってきて、馬自身も、精神面、肉体面も成長して帰ってきた感じがします」

(一週前は川田騎手が騎乗して追い切りました)
「川田騎手からは、『馬の動きは、さすがオープン馬という形で走れていた』という事と、『少し重たいところがある』というコメントは頂きました」

(明日の追い切りは、どんな内容を予定していますか？)
「先週は強めに追い切っていますので、今週は調整する程度の追い切りになると思います」

(今回改めて再始動になりますが)
「これだけ長い期間休んでいたのも初めてですし、中々順調に使えない、もどかしさもありますが、馬自身はきっちりと成長して帰ってきていますので、どんな競馬をしてくれるのか、というのは楽しみにしています」

(現時点でのこの馬に対する評価は？)
「いずれは大きい舞台に立たせてあげたいなと思っていますし、今回相手は強いですが、また胸を借りるつもりでやっていきたいと思っています。ここで、いい競馬が出きれば、先々も楽しみになってくるかなと思います」

(取材：木和田篤)

ラジオNIKKEI