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オールカマー・G2」(25日、中山)
春を全休した馬の動きには全く見えない。
ソーヴァリアントが22日、美浦Wで
ロジペルレスト(7歳オープン)と併せ馬。先行した僚馬に対し、3角手前で1馬身後方まで差を詰める。そこからゴールへの半マイルは引っ張りきり。直線はうなるような手応えのまま、6F83秒5-37秒3-11秒6で3馬身先着した。
大竹師は「上で促さず、手綱を緩めたらどれだけ伸びるのかを確認。反応、良かったですね。手前は変えていなかったけど、状態はいいです。極めて健康。ヘルシー。脚元も大丈夫」と強きな言葉を並べる。馬体重に関しても、「競馬場に行くと減るんで」と太め感を残さずにいけそうだ。
長期休養を強いられたのは、予定していた
中山記念への乗り込みを開始した2月上旬に右第3中足骨の骨折が判明したため。すぐに美浦の診療所でボルト固定し、2週間とたたずに抜糸した。3月末には運動を再開。骨折後の経過は順調だ。
内容次第では、
天皇賞・秋(10月30日・東京)も視野に入る復帰戦。きっちりとV発進といきたい。
提供:デイリースポーツ