今週は先週に引き続き「中山・中京」の2場開催となっており、日曜日に重賞が2つ。中京競馬場では、
神戸新聞杯(GII・芝2200m)が行われます。
神戸新聞杯といえば、昨年はダービー馬の
シャフリヤールが単勝1.8倍の1番人気に推されながらまさかの4着。2番人気の
ステラヴェローチェが勝利したものの、2着には5番人気の
レッドジェネシス、3着には8番人気の
モンテディオが入り波乱となりました。
昨年は10頭立てと少頭数だったレースですが、今年は17頭立てと多頭数。メンバー的にも上位拮抗の混戦模様で、人気薄の激走には注意したいところです。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
先月の
エルムSは【残った馬】として推奨した4頭中2頭で決着し、9番人気、6番人気の馬単は万馬券。9月に入ってからも、
新潟2歳Sで【残った馬】だった
キタウイング、
ウインオーディンがワンツーフィニッシュを決めています!
今週もケシウマの【残った馬】にご期待ください!
ここでは、
神戸新聞杯「消去条件」のうち1つを無料公開します。
【条件】
前走重賞で2着以下敗退(ただし、前走ダービー出走馬や
ディープインパクト産駒は除く)
[0-0-0-10]複勝率0%
該当馬:
サトノヘリオス、
レヴァンジル(過去の主な該当馬:21年
キングストンボーイ3人気5着、18年
ゴーフォザサミット5人気8着)
前走が
日本ダービー(GI・東京・芝2400m)以外の重賞だった馬は意外に苦戦傾向で、そこで2着以下敗退ならば黄信号が灯ります。例外はレース実績があり、中京替わりの過去2年で連対馬をだしている
ディープインパクト産駒だけといえるでしょう。
ある程度の上位人気が予想される、
サトノヘリオスが消去データに該当しました。
本馬は今回と同じ中京コースで未勝利戦(芝2000m)をレコード勝ち。続く
エリカ賞(1勝クラス・阪神・芝2000m)もレコードタイムで勝利し、
ホープフルS(GI・中山・芝2000m)では3番人気にも推された素質馬です。
しかし、その
ホープフルSは13着と惨敗。その後も勝ち切れない競馬が続いており、
スプリングS(GII・中山・芝1800m)、
ラジオNIKKEI賞(GIII・福島・芝1800m)では3着と健闘するも、
皐月賞(GI・中山・芝2000m)では17着と惨敗を喫しています。
今回はGI戦ではないということで通用しそうな感もありますが、これまでの対戦相手を見返すと先着しているのが今回の出走メンバーでは
ボルドグフーシュのみ。
ボルドグフーシュは
京都新聞杯(GII・中京・芝2200m)で3着でしたが、こちらのレースを勝利した
アスクワイルドモアでさえ
日本ダービーでは12着と、今回も出走する4頭中で最下位(
プラダリア5着・
ジャスティンパレス9着・
ビーアストニッシド10着)だったのですから、今回の
神戸新聞杯はこれまでよりハイレベルといえそうです。
3着だった
ラジオNIKKEI賞にしても、クラシックに出走できなかった馬が上位を独占したレースでしたから、せめて勝利で飾りたかったところ。前走重賞で2着以下と負けていることからも、強くは推しづらい馬といえそうです。
さらに、残りの消去条件は『
パーフェクト消去法』にて公開中。重賞レースの参考に、ケシウマの予想バイブルを是非お役立てください。