今週は先週に引き続き「中山・中京」の2場開催となっており、日曜日に重賞が2つ。中山競馬場では、
オールカマー(GII・芝2200m)が行われます。
昨年は
ウインマリリンが勝利した
オールカマーですが、人気を背負った
レイパパレが4着と惜敗。近3年は、1番人気が馬券圏外と結果を出せずに敗れています。
今年は三冠牝馬の
デアリングタクトが出走を予定していますが、netkeibaの予想オッズでは1番人気となりそうな様相。他のメンバーを見渡すと同世代のダービー3着馬
ヴェルトライゼンデ、強力な4歳馬も揃っていますので、どのような結果になるのか注目が集まります。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
先月の
エルムSは【残った馬】として推奨した4頭中2頭で決着し、9番人気、6番人気の馬単は万馬券。9月に入ってからも、
新潟2歳Sで【残った馬】だった
キタウイング、
ウインオーディンがワンツーフィニッシュを決めています!
今週もケシウマの【残った馬】にご期待ください!
ここでは、
オールカマー「消去条件」のうち1つを無料公開します。
【条件】
前走左回り戦で勝利
[0-0-0-7]複勝率0%
該当馬:
ヴェルトライゼンデ、
ロバートソンキー 前走勝利馬は、過去10年で[0-2-1-17]と意外なことに未勝利。とくに左回り戦からの臨戦馬に限れば好走例がありません。前走左回り戦での勝利は鵜呑みにできず、人気ならばなおさら疑ってみたいところです。
上位人気が予想される、
ヴェルトライゼンデが消去データに該当しました。
本馬は、2歳時に
ホープフルS(GI・中山・芝2000m)で2着と好走すると、3歳時には
日本ダービー(GI・東京・芝2400m)でも3着と健闘。前走の
鳴尾記念(GIII・中京・芝2000m)も快勝しているように、世代屈指の能力を持った一頭といえるでしょう。
しかし、重賞では左回り[1-1-1-0]に対して、右回りでは[0-3-0-2]。対
ロバートソンキーでも、左回りだった
神戸新聞杯(GII・中京・芝2200m)では先着していますが、右回りだった
菊花賞(GI・京都・芝3000m)では敗れているので、距離適性を差し引いても苦手な面があるのかもしれません。
中山競馬場でも好走をしている本馬ですが、
日本ダービー3着に対し
皐月賞(GI・中山・芝2000m)は8着。右回りでも能力の高さでカバーしている感はありますが、今回の強力な出走メンバーを考えれば少し疑ってみる価値はありそうです。
さらに、残りの消去条件は『
パーフェクト消去法』にて公開中。重賞レースの参考に、ケシウマの予想バイブルを是非お役立てください。