23日、
JRAは2019年の
京都金杯覇者
パクスアメリカーナ(牡7、栗東・
中内田充正厩舎)が競走馬登録を抹消し、北海道新ひだか町のレックススタッドで種牡馬となる予定であることを発表した。
これにより、2019年
マイラーズC(GII)で掲示板に入った馬が全て種牡馬入りするという珍しい記録が打ち立てられた。
同レースの掲示板に入った馬は上位から順に
ダノンプレミアム、
グァンチャーレ、
パクスアメリカーナ、
インディチャンプ、
ストーミーシー。それぞれ
アロースタッド、
イーストスタッド、レックススタッド、優駿スタリオン
ステーション、太平洋ナショナルスタッドで種牡馬入りしている。
なお、7着の
モズアスコットも
アロースタッドで種牡馬入りしており、出走馬10頭中6頭が種牡馬入りしたこととなる。伝説のGIや伝説の新馬戦という言葉をよく耳にするが、2019年の
マイラーズCもある意味、伝説のGIIなのかもしれない。