近い日程で地方交流の
日本テレビ盃と
白山大賞典があるためメンバーは分散する。それによって地力の拮抗したメンバー構成になりがちで、ハンデ戦ということも相まって中々人気通りには決まらない。
1.ベテランは苦戦傾向
過去10回で、3歳馬は[3-1-0-7]で連対率36.4%、4歳馬は[3-0-4-17]で連対率12.5%、5歳馬は[3-4-2-33]で連対率16.7%、6歳馬は[1-2-4-27]で連対率8.8%、7歳以上馬は[0-3-0-33]で連対率8.3%。ダートはベテランが息の長い活躍をすることもしばしばだが、このレースに関しては5歳以下が勝ち切ってくるケースが多い。
2.距離延長組が中心
コース改修以降に行われた中京ダート1900mのオープン6鞍の成績を、前走距離別で見てみると、前走からの距離延長となる馬が[5-6-5-55]なのに対し、距離短縮となる馬は[1-0-1-20]。
3.後半の脚を使えるか
コース改修以降に行われた中京ダート1900mのオープン戦6レースの勝ち馬6頭は、いずれも上がり3位以内の末脚を発揮しての勝利だった。中京は3〜4コーナーが下り坂で直線入り口から上り坂というレイアウトなので、3〜4コーナーから流れに乗って長く脚を使えるか、というのが好走のポイントになる。
ジュンライトボルトは2走前からのダート替わりが功を奏し、
ジュライSで2着、
BSN賞で1着とリステッドで連続連対中。前走の勝ちっぷりからしてさらなる距離延長は問題なさそうで、重賞でも期待は十分。