中山、中京の2場開催で計8鞍。外厩ではノーザンファームしがらき、ノーザンファーム天栄、チャンピオンヒルズ、グリーンウッドの上位組がそれぞれ1勝を加算。好調の
ハーツクライ産駒は、先週勝ち上がりの大物候補
ハーツコンチェルト、
メインクーンに続き、
バロッサヴァレー、
スマラグドスと楽しみな素材が初陣を飾った。
【9月24日・中山5R、2歳新馬、芝1600メートル、不良馬場=16頭立て】
◆
コウセイマリア(牝、美浦・
和田雄二厩舎、父
リアルスティール、
母アズマガール、母の
父キングカメハメハ)400キロ、馬主=杉安浩一郎、生産牧場=増尾牧場
【血統】新種牡馬の
リアルスティールは
フェイトを始めスケールの大きな産駒を送り出す。
【レースVTR】3角から押し上げ、4コーナー11番手。馬群を割って最後の直線で伸び、さらにギアを上げると、上がり3ハロン34秒4の脚を駆使して鼻差で勝利を飾った。勝ち時計は1分36秒7。単勝14番人気の139・5倍、3連単は114万4390円の高配当となった。
【コメント】
佐々木大輔騎手「最後に脚を使って次につながる競馬をと思っていましたが…」
【将来性】★★★ ※和田雄調教師は「体は小さいけど、精神的な強さがいい方向に出てくれました」とコメント。
【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】
トレド ◇24日中山3Rダ1800(軽種馬育成調教C)
コウセイマリア ◇24日中山5R芝1600(小野瀬ファーム)
セラドナイト ◇24日中京4Rダ1400(ノーザンファーム天栄)
オオバンブルマイ ◇24日中京5R芝1400(大山ヒルズ)
トモジャシーマ ◇25日中山4Rダ1200(
ブルーステーブル)
スマラグドス ◇25日中山5R芝2000(グリーンウッド)
ルクルス ◇25日中京4Rダ1200(チャンピオンヒルズ)
バロッサヴァレー ◇25日中京5R芝2000(ノーザンファームしがらき)
【2021年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】
1 ノーザンファームしがらき 37勝(31・2%)
2 ノーザンファーム天栄 36勝(32・1%)
3 山元トレーニングセンター 20勝(19・5%)
4 チャンピオンヒルズ 17勝(19・2%)
5 吉澤ステーブルWEST 14勝(21・4%)
6 大山ヒルズ 12勝(26・3%)
7 吉澤ステーブルEAST 11勝(25・4%)
8 グリーンウッド・トレーニング 9勝(17・2%)
9 宇治田原優駿ステーブル 8勝(13・1%)
10 阿見トレーニングセンター 6勝(10・2%)
※競馬サイト「馬トク」からのデータ
スポーツ報知