◆「思い通りに来られた」
メイケイエール念願のGI初制覇へ(28日・赤木)
日曜中山11R・
スプリンターズS(芝1200m)に出走予定の
メイケイエール(牝4歳、栗東・武英)がこの日、栗東CWで最終追い切りを行った。いつも通り半マイルからで4F53秒5-36秒8-11秒1をマーク。見届けた師は「中2週だし、先週に負荷をかけているので鞍上に感触を確かめてもらう程度で。思い通りに来られたと思います」とうなずく。念願のGIタイトル獲得へ、着々と準備は進んでいる。
◆2F延長は歓迎
ウインマイティー 牡馬混合のGIIでも(28日・安里)
マーメイドSで重賞初制覇を飾ったあと、休養に入っている
ウインマイティー(牝5歳、栗東・五十嵐)が来週の
京都大賞典(10月10日・阪神、芝2400m)で始動する。「前走のレース前からポリトラックとプールを併用した調整に変えて歩様の心配がなくなったし、ここまで順調に来ている。以前に乗ったジョッキーは距離は長ければ長い方がいいと言っていたし、阪神も合っているので楽しみ」と五十嵐助手は手応えを感じている。
◆
小倉日経OP快勝後も順調
レッドベルオーブ毎日王冠へ(28日・浜口)
毎日王冠(10月9日・東京、芝1800m)に出走予定の
レッドベルオーブ(牡4歳、栗東・藤原)がこの日、幸を背に栗東CWで5F70秒1-11秒3(馬なり)を記録。馬場入りで少し嫌がるそぶりを見せたものの、行きだしてからはスムーズで走りの
バランスも取れていた。太め感もなく順調な仕上がりを見せている。
◆既に追い切り7本消化
ポタジェが復帰戦へ態勢着々(28日・城谷)
宝塚記念11着後に放牧へ出されていた
ポタジェ(牡5歳、栗東・友道)は9月上旬に栗東へ帰厩。コースと坂路で7本の追い切りを消化している。この日は吉田隼を背にCWで3頭併せ。ゴール前は一杯に追われ、先行する僚馬を力強い伸び脚でとらえて6F82秒7-37秒8-11秒6を記録した。徐々に負荷をかけた調整が施され、ひと追いごとに時計も短縮。動きには本来のダイナ
ミックさが出ており、いい状態でGIの前哨戦を迎えられそうだ。
◆
ウインキートス「疲れはなさそう」
エリザベス女王杯参戦へ(28日・澤田)
先週中山の
オールカマーで3着に奮闘した
ウインキートス(牝5歳、美浦・宗像)の次走について、師は「疲れはなさそうなので、昨年と同様に
エリザベス女王杯(11月13日・阪神、芝2200m)に向かうことになりそうですね」と語った。
◆古豪健在をアピールするか
スマートダンディー東京盃へ気合(28日・堀尾)
古豪
スマートダンディー(牡8歳、栗東・石橋)が来週の
東京盃(10月5日・大井、ダート1200m)にスタンバイ。「ナイター競馬は前走(
北海道スプリントC2着)で経験できたし、早くから1200mのここを目標にしっかり乗り込んできた。出走できれば楽しみ」と師はうなずく。補欠の1番手だったが、回避馬が出て参戦できる見込みとなり気合が入っていた。
◆オープン入りの
ショウナンバニラはルミエールADへ(28日・玉川)
先週中京の豊明Sを制し、オープン入りを決めた
ショウナンバニラ(牝6歳、美浦・武市)に、師は「次は
ルミエールオータムダッシュ(10月30日・新潟、芝1000m)へ向かうことになると思います」と展望を明かした。直線競馬は2度使われ、4、2着の実績がある。
◆自己条件から再出発 金成師が
アサヒに期待十分(28日・武山)
この日、金成師を取材するためにソーシャルディスタンスを保ちつつ近づくと「ノドがすごく痛い。調教が終わったら医者に行きます」とのことで、ザリガニのように
バック──。ところが、実際のところは「昨晩に食べたサンマの骨がノドに刺さってしまって。なかなか取れないのよ」。ひと安心して再び近寄ると、土曜中山11R・
秋風Sに出走予定の
アサヒ(牡3歳)に大きな期待を寄せていた。
2歳時には
ジオグリフ、
アスクビクターモア、
イクイノックスの2着実績を持つ一頭。放牧でリフレッシュを図り、自己条件からの再スタートとなる。「年明け3戦はゲートが安定しなかったり、距離が長かったりで結果を出せなかったが、帰厩後は十分に乗り込みゲート練習も積んだ。510キロ台まで馬体が成長。マイルで改めて」とうなずいた。
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提供:デイリースポーツ