10月2日の中京5R・2歳新馬(芝2000メートル=14頭立て)は、3番人気の
ダノンペドロ(牡、栗東・
寺島良厩舎、父
サトノダイヤモンド)がデビューVを飾った。勝ち時計は2分3秒6(良)。
仕掛けて中団のイン。1000メートル63秒4の落ち着いた流れでも折り合いがついていた。そのまま内を狙って、直線で少し外へ。残り200メートルで
マルクパージュ(2着、
今村聖奈騎手)を交わし、半馬身差をつけて振り切った。新種牡馬
サトノダイヤモンド産駒は、
ダイヤモンドハンズ(牡2歳、栗東・
池江泰寿厩舎)、
モンドプリューム(牡2歳、美浦・
水野貴広厩舎)に続いて、
JRAでは3頭目の勝利となった。
岩田望来騎手は「人気馬を見ながら、いいポジションで運べました。
ゴーサインを出すと、すごくいい反応をしてくれました。いい勝ち方だったと思います」と能力を評価。
寺島調教師は「1歩目は速かったんですが、その後は馬のリズムで運びました。思ったより(ペースが)流れず、結果的にいいポジションでした。4角もいい感じで上がって行って、抜け出してからまた来られましたが、しっかり反応していました。思っていた通り、長い距離が合っていますね。まだパドックとか精神的にかなり幼いので、先々が楽しみです。今後のことは、いったん牧場に戻して考えます」と成長に期待を寄せた。
スポーツ報知