◆第56回
スプリンターズS・G1(10月2日、中山・芝1200メートル、良)
秋のG1シリーズ開幕戦は16頭で争われ、8番人気の
ジャンダルム(牡7歳、栗東・
池江泰寿厩舎、父キトゥンズジョイ)が
荻野極騎手を背に、直線で抜け出し、悲願のG1初勝利を飾った。勝ち時計は1分7秒8。母の
ビリーヴは02年に制しており、
スプリンターズS初の親子制覇となった。
2着に7番人気の
ウインマーベル(
松山弘平騎手)、3着に5番人気の
ナランフレグ(
丸田恭介騎手)が入り、馬連1万5340円、3連単は46万8950円の高配当となった。
1番人気の
メイケイエール(
池添謙一騎手)は14着、2番人気の
ナムラクレア(
浜中俊騎手)は5着、3番人気の
シュネルマイスター(
横山武史騎手)は9着に終わった。
岩田康誠騎手(
ダイアトニック=4着)「ゲートを出過ぎてしまって番手は良かったんだけど、その後の並びが悪かった。それでも止まらず走っています」
秋山真一郎騎手(
エイティーンガール=6着)「いい枠でしたしプラン通りでしたが、流れに乗りすぎてしまってその分脚が使えなかった」
鮫島克駿騎手(
トゥラヴェスーラ=7着)「上位に来ているしあの枠やコースを考えても頑張っている。もう少しうまく立ち回りたかった。力はあるし流れひとつ」
菊沢一樹騎手(
マリアズハート=8着)「1200メートルは初めて乗りましたが
リラックスして走れていました。枠がきつかったですがいい脚は使っていますよ」
団野大成騎手(
ファストフォース=10着)「やりたかった競馬はできました。あの相手でしたし前回の疲れが抜けきっていない印象でした」
西村淳騎手(
ヴェントヴォーチェ=11着)「いいスタートが切れて人気馬を見ながら競馬ができて、このメンバーでよく頑張っています」
丹内騎手(
メイショウミモザ=12着)「内をロスなく立ち回ってこられたし直線の立ち上がりではオッと思いましたが、そこから弾けきれませんでした」
福永騎手(タイセビジョン=13着)「追走していても引っ張るところがなかったし、初めて乗りましたが見どころがありませんでした」
国分恭騎手(
テイエムスパーダ=15着)「駐立はいつも通りでゲートの出方も普通に出たけど少しダッシュがつかなかった。ハナを取るのに脚をつかって苦しくなった」
石坂調教師(
ラヴィングアンサー=16着)「自分の競馬に徹して追いつけなかった」
スポーツ報知