中山、中京の2場開催で計8鞍。外厩別ではノーザンファームしがらきが3勝、山元TCが2勝、チャンピオンヒルズ、宇治田原優駿ステーブルが1勝ずつを加算。上位組が順当に勝ち星を重ねた。
【10月2日・中京5R、2歳新馬、芝2000メートル、良馬場=14頭立て】
◆
ダノンペドロ(牡、栗東・
寺島良厩舎、父
サトノダイヤモンド、
母セットスクエア、母の父
リセット)474キロ、馬主=ダ
ノックス、生産牧場=ノーザンファーム
【血統】
母セットスクエアは豪G1・VRC
オークス勝ち馬。新種牡馬
サトノダイヤモンド産駒は、
ダイヤモンドハンズ(2戦目の
札幌2歳S3着)、
モンドプリュームに続き、
JRA3勝目。
【レースVTR】1000メートル63秒4の落ち着いた流れを中団のイン折り合い、直線で少し外へ。残り200メートルで2着
マルクパージュをかわし、半馬身差をつけた。勝ち時計は2分3秒6。
【コメント】
岩田望来騎手「人気馬を見ながら、いいポジションで運べました。
ゴーサインを出すと、すごくいい反応をしてくれました。いい勝ち方だったと思います」
【将来性】★★★ ※寺島調教師は「1歩目は速かったんですが、その後は馬のリズムで運びました。思ったより(ペースが)流れず、結果的にいいポジションでした。4角もいい感じで上がって行って、抜け出してからまた来られましたが、しっかり反応していました。思っていた通り、長い距離が合っていますね。まだパドックとか精神的にかなり幼いので、先々が楽しみです。今後のことは、いったん牧場に戻して考えます」と今後の成長に期待を寄せた。
【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】
クイーンオブソウル ◇1日中山5R芝1600(山元TC)
オメガシンフォニー ◇1日中山6Rダ1200(山元TC)
プラーヴィ ◇1日中京3Rダ1800(チャンピオンヒルズ)
ダノンタッチダウン ◇1日中京5R芝1600(ノーザンファームしがらき)
ミネヒメ ◇2日中山3R芝1200(ミルファーム)
セブンマジシャン ◇2日中山5R芝1800(ノーザンファームしがらき)
タガノエヴリン ◇2日中京4Rダ1400(宇治田原優駿ステーブル)
ダノンペドロ ◇2日中京5R芝2000(ノーザンファームしがらき)
【2021年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】
1 ノーザンファームしがらき 37勝(31・2%)
2 ノーザンファーム天栄 36勝(32・1%)
3 山元トレーニングセンター 20勝(19・5%)
4 チャンピオンヒルズ 17勝(19・2%)
5 吉澤ステーブルWEST 14勝(21・4%)
6 大山ヒルズ 12勝(26・3%)
7 吉澤ステーブルEAST 11勝(25・4%)
8 グリーンウッド・トレーニング 9勝(17・2%)
9 宇治田原優駿ステーブル 8勝(13・1%)
10 阿見トレーニングセンター 6勝(10・2%)
※競馬サイト「馬トク」からのデータ
スポーツ報知