10日、福山競馬場で行われたタ
マツバキ記念アラブ大賞典(アラ系、ダート1800m、1着賞金300万円)は、池田敏樹騎手騎乗の4番人気
フジノコウザン(牡4、福山・吉井勝宏厩舎)が、好位のイン追走から直線で伸び、1番人気
バクシンオーとの競り合いをアタマ差制して優勝した。勝ちタイムは1分56秒8(重)。さらに1.1/2馬身差の3着には2番人気
ユノフォーティーンが入った。
勝った
フジノコウザンは、
父コウザンハヤヒデ、
母スカイフラワー(
その父スマノヒット)という血統。04年7月のデビュー以来着実に勝ち星を重ねており、重賞は昨年7月の銀杯(福山)以来の2勝目となった。通算成績29戦17勝(重賞2勝)。
なお、現役アラブ競走馬の減少に伴い、今回が日本競馬史上最後のアラブ全国交流戦となる。