サウジアラビアのレッドシーターフＨＣ（Ｇ３）、ドバイのドバイゴールドＣ（Ｇ２）と今年の中東遠征で連勝を果たしたステイフーリッシュ（牡７歳、栗東・矢作）が現役を引退することが分かった。２７日、管理する矢作師が発表した。

　前走の凱旋門賞１４着から帰国後、左前繋靱帯炎を発症したため。矢作師は「凱旋門賞のあの馬場がこたえたのか…。来年のサウジ、ドバイ連覇を目指していたので残念。とにかく長い間、矢作厩舎に貢献してくれて感謝しかない。凱旋門賞に初めて連れて行ってくれて頭が下がる思い。幸せな余生を過ごしほしい」とコメントした。

　通算成績は３４戦４勝。今後は北海道の社台ファームで乗馬になる予定。

提供：デイリースポーツ