10月も最終週となり、肌寒い季節となってきました。今週は古馬の中距離決定戦・
天皇賞・秋(GI)を、netkeibaオリジナルAIに占ってもらいます。
近年は3歳の有力馬が
菊花賞をパスして海外競馬へと標準を合わせてくることも多くみられますが、昨年は
日本ダービー(GI)2着の
エフフォーリアが
天皇賞・秋に参戦。
コントレイル、
グランアレグリアといった強豪古馬を下し、中距離王の座を射止めました。
それに触発されてか、今年は3頭の有力3歳馬が参戦。古馬勢も昨年のダービー馬・
シャフリヤールを筆頭に、強豪が顔を揃えました。
全馬が重賞勝ち馬という豪華メンバーで、レースはハイレベルな混戦模様。世代比較なども難しいレースとなりそうですが、今週もAIに弾き出された注目馬をご紹介します。
◆2年連続の3歳馬勝利へ
今週の
天皇賞・秋でAIが本命に抜擢したのは、人気が予想される
イクイノックスでした。
本馬は今年のクラシックで、
皐月賞(GI)、
日本ダービー(GI)をともに2着と健闘。惜しくも戴冠とはなりませんでしたが、能力の高さをみせつけました。
クラシックでの好走ですから世代上位の能力ということは間違いなさそうですが、今回のポイントは初対戦となる古馬との比較。ただ、人気となりそうな
イクイノックスを本命視しているということからも、今年の3歳は全体的にレベルが高いとAIは判断しているということでしょう。
皐月賞では大外枠から外々を回る競馬で
ジオグリフに先着を許しましたが、今回は上がり最速で差し込んだ
日本ダービーと同じ東京競馬場が舞台。このコースであれば、強豪古馬勢にも劣らない末脚を見せつけてくれるはずです。
(netkeiba編集部)