「
天皇賞(秋)・G1」(30日、東京)
中団から運んだ1番人気の
イクイノックスが、逃げ粘る
パンサラッサをゴール前でかわして快勝。G1初制覇を飾った。
天皇賞・秋での3歳馬の勝利は、昨年の
エフフォーリアに続き2年連続で5回目。また、キャリア5戦目での古馬G1制覇は
グレード制導入後の最少記録となった。
キタサンブラック産駒はJRA・G1初制覇で、史上4組目の
天皇賞・秋父子制覇を達成。JRA平地G1での1番人気の連敗は16でストップした。
1馬身差の2着は7番人気の
パンサラッサ、3着には4番人気の
ダノンベルーガが入った。2番人気の
シャフリヤールは5着だった。
ルメールは「
パンサラッサがけっこう前にいたけど、
イクイノックスはすごくいい脚で伸びてくれた。直線に向いてから15馬身差があったので心配したけど、最後は届いてくれた。最初のG1勝ちだけど、これが最後じゃない。スタミナがあるので
ジャパンカップや
有馬記念でも大きなチャンスがあると思う。きょうは本当の
イクイノックスを見せてくれた。また応援してください」と話した。
提供:デイリースポーツ