本日11月3日(祝・木)は
盛岡競馬場と
門別競馬場でJBCが行われるほか、
盛岡競馬場では実績馬が多数出走する芝重賞が2競走実施される。
JBC競走はアメリカのブ
リーダーズカップ競走に範を取り、ダート路線の各カテゴリーごとの王者決定戦とするべく2001年に創設された。開催競馬場は例年持ち回りで、今年は
盛岡競馬場で『クラシック』『ス
プリント』『レディスクラシック』、
門別競馬場で『2歳優駿』が行われる。
“ダート競馬の祭典”や“
地方競馬の祭典”と称される各熱戦に注目だ。本日のスケジュールと、レースごとの概要は以下の通り。
■15時20分発走 中央OP覇者2頭が出走する
ジュニアグランプリ 盛岡8Rは
ジュニアグランプリ(2歳・M1・芝1600m・1着賞金2000万円)。芝コースにおける2歳の地方全国交流重賞で、今年は札幌競馬場のOP特別を制した2頭が出走。
すずらん賞を制した
コスモイグロークは岩手の
山本政聡騎手、
クローバー賞を制した
ジョリダムには同じく岩手の
高松亮騎手が騎乗する。
■16時01分発走 中央重賞勝ち馬が多数出走する
OROカップ 盛岡9Rは
岩手県知事杯OROカップ(3歳上・M1・芝1700m・1着賞金3000万円)。地方の芝巧者No.1を決めるのに相応しいメンバーが揃った。2020年の
新潟大賞典や2021年の
函館記念を制した
トーセンスーリヤ、2018年の
スワンSを勝利するなど短距離〜マイル路線で活躍見せた
ロードクエストなど
JRA所属時に重賞を制した5頭に加えて、2018年の
日本ダービー3着馬
コズミックフォースなど元OP馬が多数出走する。
■16時40分発走 砂の女王決定戦
JBCレディスクラシック 盛岡10Rは
JBCレディスクラシック(3歳上・JpnI・ダ1800m・1着賞金6000万円)。今年の
かしわ記念覇者
ショウナンナデシコや、ダート
グレード競走5勝を誇る大井の名牝
サルサディオーネ、重賞連勝中の
グランブリッジなどが出走。また、今年の
福島牝馬Sを制した
アナザーリリックがダート初挑戦を迎える。
■17時20分発走 重賞勝ち馬12頭が出走する
JBCスプリント 盛岡11Rは
JBCスプリント(3歳上・JpnI・ダ1200m・1着8000万円)。出走する14頭のうち12頭が重賞ウイナー。残る
ヘリオス、
スマートダンディーも重賞で好走歴があり、素晴らしいメンバーが揃った。昨年の覇者
レッドルゼルや、
蛯名正義調教師の初タイトルが懸かる
テイエムサウスダン、兵庫勢初のJpnI制覇を狙う
イグナイターなどが出走する。
■18時00分発走 素質馬が集結した
JBC2歳優駿 門別9Rは
JBC2歳優駿(2歳・JpnIII・ダ1800m・1着賞金3500万円)。中距離重賞で2勝を挙げている
ベルピットや、前走のサン
ライズCで重賞初制覇を飾った
オーマイグッネス、門別1600mのレコードを保持している
スギノプリンセスらが出走。
JRAからは新馬戦を勝利した
エコロアレス、初ダートの前走で圧勝した
ナチュラルリバーなどが出走する。
■18時40分発走 ダート王者決定戦
JBCクラシック 盛岡12Rは
JBCクラシック(3歳上・JpnI・ダ2000m・1着賞金1億円)。昨年の
チャンピオンズCで6馬身差の圧勝を飾った
テーオーケインズや、今年の
帝王賞を制した
メイショウハリオなどが出走。地方からは同舞台の
マーキュリーCで3着に入った
ヴァケーション、
トライアルの
日本テレビ盃を制した
フィールドセンスらが
ビッグタイトル奪取に挑む。