前走の
京都大賞典(GII)で6着だった
アイアンバローズ(牡5、栗東・
上村洋行厩舎)は、12月3日に中山競馬場で行われる
ステイヤーズS(3歳上・GII・芝3600m)へ向かう。鞍上は引き続き
岩田望来騎手が務める予定。
アイアンバローズは父
オルフェーヴル、
母パレスルーマー、母の
父Royal
Anthem。半兄に2013年の
ベルモントS(米G1)などを制し種牡馬としても活躍する
パレスマリス(
Palace Malice)、半弟に今年の
神戸新聞杯(GII)を圧勝し
菊花賞(GI)でも3着に好走した
ジャスティンパレスがいる血統。
2019年7月に新潟競馬場で行われた2歳新馬戦でデビュー。翌2020年2月の3歳未勝利戦で初白星を飾った。昨年4月から5月にかけて
白鷺特別(2勝クラス)と緑風S (3勝クラス)を連勝しオープンクラス入りを果たすと、昨年12月の
ステイヤーズS (GII)では積極策を取り2着に好走。今年3月の
阪神大賞典(GII)でも2番手追走から2着に粘り込み、
天皇賞・春(GI)、
宝塚記念(GI)と大舞台にも姿を見せている。通算成績は21戦4勝。