11月27日に東京競馬場で行われる
ジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)の招待を受諾した海外馬6頭のプロフィールおよび来日スケジュールは下記の通り。11日、
JRAがホームページ上で発表した。
【アイルランド:2頭】
■ブルーム(牡6、Broome)
父
Australia、
母Sweepstake、母の父
Acclamation。父の母は来日経験もある名牝ウィジャボード。アイルランドの名門A.オブライエン厩舎の所属馬で、
クールモアグループとキーファーズ代表・松島正昭氏の共同所有馬としても知られる。代表勝ち鞍は昨年の
サンクルー大賞(仏G1)。通算成績は29戦8勝。
■
マジカルラグーン(牝3、
Magical Lagoon)
父Galileo、
母Night Lagoon、母の父
Lagunas。Mrs.J.ハリントン厩舎の所属馬。半兄にG1を4勝し現在は日本で種牡馬生活を送る名馬
ノヴェリストがいる。今年7月に行われた愛
オークス(愛G1)覇者で、
エリザベス女王杯(GI)に参戦すべく来日。転戦を予定している。
【フランス:3頭】
■
グランドグローリー(牝6、
Grand Glory)
父
Olympic Glory、
母Madonna Lily、母の父Daylami。2018年12月に
ドーヴィル競馬場でデビュー。昨年のジャンロマネ賞(仏G1)を制している。昨年初来日を果たし、
ジャパンカップで5着入線。引退の予定を撤回し現役を続行、今年の
プリンスオブウェールズS(英G1)3着、
凱旋門賞(仏G1)5着などの成績を残している。通算成績は23戦8勝。
■
オネスト(牡3、Onesto)
父
Frankel、
母Onshore、母の父
Sea The Stars。今年7月のパリ大賞(仏G1)覇者。同レースの2着馬はシムカミル、4着馬は後に英セントレジャー(英G1)を制する
エルダーエルダロフだった。9月の
愛チャンピオンS(愛G1)ではルクセンブルクとの激しい叩き合いの末に2着入線を果たしている。通算成績は8戦3勝。
■シムカミル(牡3、
Simca Mille)
父Tamayuz、
母Swertia、母の
父Pivotal。今年4月から6月にかけて3連勝を果たし、続くパリ大賞で
オネストの2着に入線。今年9月のニエル賞(仏G2)では日本から参戦した
ドウデュースを後目に最終直線で抜け出し重賞初制覇。その後、
凱旋門賞を見送り
ジャパンカップへの参戦を表明していた。
【ドイツ:1頭】
■テュネス(牡3、
Tunnes)
父
Guiliani、
母Tijuana、母の父
Toylsomeという血統。半兄は昨年の
凱旋門賞馬トルカータータッソ。デビュー戦2着後、昨年10月から現在に至るまで5連勝中。現地時間11月6日に行われたバイエルン大賞(独G1)では後続に10馬身差をつける圧勝劇を見せた。
グランドグローリー、
オネスト、シムカミルの3頭は11月18日の6時35分に成田空港着。ブルーム、テュネスの2頭は11月18日の18時30分に成田空港着。いずれもその後、東京競馬場へ移動を予定している。
(
JRAのホームページによる)