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【AI予想・ジャパンC】スタミナ勝負で一発あり!? 混戦で浮上する穴馬候補

  • 2022年11月21日(月) 19時00分
 秋のGIシリーズは、いよいよクライマックス突入。東京競馬場では、海外の強豪集うジャパンC(GI・芝2400m)が行われます。

 今年は外国馬が4頭参戦。近年、外国馬が馬券になることはありませんが、今年のメンバーはかなり強力です。

 一方、迎え撃つ日本馬も魅力ある馬が揃いましたから、面白いレースになるのは間違いないところでしょう。

 毎週、重賞での激走馬を予想するこのコーナー。膨大なデータを駆使したnetkeibaオリジナルAIが、ジャパンCでの狙い馬を探します。

 月曜日現在、登録馬は23頭。上位人気になりそうな馬をチェックしていきましょう。

 なんといっても注目は日本の大将格・シャフリヤール (牡4・栗東・藤原厩舎)。昨年はダービーを勝つとともに、ジャパンCでも3着と結果を残しています。前走の天皇賞・秋では5着と不完全燃焼に終わっていますが、ここは巻き返しの一戦となるかもしれません。

 その天皇賞・秋で3着に食い込んだ3歳のダノンベルーガ(牡3・美浦・堀厩舎)も上位人気が予想される一頭。追い込む脚は鋭く、前走の天皇賞・秋イクイノックスに次ぐ上がり32.8秒をマークしていました。

 さらに、前走の京都大賞典 (GII・阪神・芝2400m)を勝利しているヴェラアズール (牡5・栗東・渡辺厩舎)は鞍上R.ムーア騎手で参戦。今年の鳴尾記念(GIII・中京・芝2000m)1着馬・ヴェルトライゼンデ (牡5・栗東・池江厩舎)は、先週のマイルCS勝利騎手・D.レーン騎手とのコンビが復活します。

 ほかにも三冠牝馬・デアリングタクト(牝5・栗東・杉山晴厩舎)、オークス馬・ユーバーレーベン (牝4・美浦・手塚厩舎)など、日本勢はなかなかのメンバーとなりました。

 対する外国馬勢は、パリ大賞(G1・ロンシャン・芝2400m)1着のオネスト(牡3・フランス)、バイエルン大賞(G1・ミュンヘン・芝2400m)1着のテュネス (牡3・ドイツ)、凱旋門賞(G1・ロンシャン・芝2400m)で5着に入線したグランドグローリー(牝6・フランス)、ニエル賞(G1・ロンシャン・芝2400m)1着のシムカミル(牡3・フランス)と4頭が参戦予定。近年まれに見る、本気を感じさせるメンバーといえそうです。

【スタミナ勝負で一発あり!?】

 予想はすべてAI任せ。枠順や当日の馬場状態予測を反映していない現時点のものとなりますが、人間の気持ちが入らない分「まさか」と思えるような穴馬を選出することもあります。

 そして今週、月曜日時点でAIが選出してきた本命候補は、テーオーロイヤル(牡4・栗東・岡田厩舎)でした。

 同馬は、父リオンディーズ、母はメイショウオウヒ (母父マンハッタンカフェ)という血統。これまでの成績は12戦5勝ですが、GI勝利もないだけに、メンバーが揃った今回は人気薄になりそうです。

 本馬が初勝利を挙げたのは、3歳春に出走した4戦目の未勝利戦。しかし、初の重賞挑戦となった次戦の青葉賞(GII・東京・芝2400m)では、15番人気ながら4着と健闘しました。

 その後は秋まで休養していましたが、復帰戦となった1勝クラスのレースから4連勝。破竹の勢いで、2度目の重賞挑戦となったダイヤモンドS(GIII・東京・芝3400m)を勝利で飾りました。

 そして、今年の天皇賞・春(GI・阪神・芝3200m)では4番人気3着と健闘。その後は、オールカマー(GII・中山・芝2200m)5着、アルゼンチン共和国杯(GII・東京・芝2500m)と敗れていますが、長距離戦での実績からスタミナ勝負になれば一発が期待できるかもしれません。

 あとは、出走メンバー・鞍上・枠順などが確定した後、AIの予想がどう変化するのか…。週末掲載の最終AI予想も楽しみにお待ちください!

(netkeiba編集部)

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