早いもので11月最後の開催となりますが、今週はいよいよ
ジャパンC(GI)が行われます。
今年は、外国馬が4頭出走予定。1頭は昨年の
ジャパンCで5着と健闘した6歳牝馬の
グランドグローリーですが、残りの3頭は3歳牡馬と例年は見られないフレッシュな顔ぶれとなりました。
とはいえ、東京コースの馬場で行われる
ジャパンCは、いまや日本馬有利が定説。ここら辺を、AIがどのように判断するのか…。今週も、netkeibaオリジナルAIに占ってもらいましょう。
今年の出走馬は、フルゲート18頭。昨年の
ジャパンCで3着だった
シャフリヤールや、3歳馬の
ダノンベルーガなどが人気となりそうです。
しかし、上記の人気馬は2頭ともに外枠。過去10年のデータを見る限りは内枠有利なレースとなっているだけに、ここら辺もファンを惑わす要素となるでしょう。
外国馬もいるだけに判断の難しいレースといえそうですが、AIはどのような判断を下したのでしょうか…。それでは、早速ですがAIに弾き出された注目馬をご紹介します。
◆ハイレベルな日本の3歳世代
今週の
ジャパンCでAIが本命に抜擢したのは、人気上位が予想される
ダノンベルーガでした。
本馬は春のクラシック戦線で
皐月賞(GI)4着、
日本ダービー(GI)4着と健闘。前走の
天皇賞・秋でも
シャフリヤール(5着)に先着しており、古馬相手に能力の裏付けがあるのも心強いところです。
天皇賞・秋を勝利したのも、
ダノンベルーガと同世代の
イクイノックス。このことからも、今年の3歳馬がハイレベルということは間違いないといえるでしょう。
前走の
天皇賞・秋は東京2000mが舞台でしたが、今回は同じ東京でも2400m戦。距離が400m延びた舞台で
シャフリヤールとの再戦となりますが、
日本ダービーでも善戦していることから距離自体も問題ありません。
今回、3歳馬が4頭出走しますが、
ダノンベルーガ以外は全て外国馬。「鬼の居ぬ間に…」ではありませんが、ハイレベルな日本の同世代がいないここは勝機ありといえそうです。
(netkeiba編集部)