東京、阪神の2場開催で土曜、日曜合計7鞍が行われた新馬戦。外厩別では好調続く山元TCが今週も1勝を上積み。昨年上位のノーザンファームしがらき、チャンピオンヒルズ、吉澤ステーブルWESTが勝ち星を挙げた。
【11月26日・阪神4R、2歳新馬、ダート1800メートル、稍重馬場=16頭立て】
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オーサムリザルト(牝、栗東・
池江泰寿厩舎、父ジャスティ
ファイ、母ブラッサムド、母の父デ
ピュティミニスター)490キロ、馬主=インゼルレーシング、生産牧場=米国
【血統】アメリカ競馬史上13頭目になる3冠馬の父ジャスティ
ファイはスキャットダディ直子。現2歳世代が初年度産駒になる。阪神1Rで
ジョヴィアンが産駒の
JRA初勝利を挙げ、それに続く2勝目
【レースVTR】内ラチ沿いの好位を追走。直線でスムーズに馬場の真ん中に持ち出されると、先に抜け出していた
クールミラボーをラスト100メートルでとらえて2馬身半差をつける完勝だった。勝ち時計は1分53秒6。
【コメント】
武豊騎手「センスがありますね。ラストの脚がすごく良かった。能力がありそう。ダートがいいですね」
【将来性】★★★★ ※池江調教師も「こちらが思っている以上に、いい意味で裏切ってくれましたね。成長を促したいので、この後は年明けになると思います」とコメント。
【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】
レイベリング ◇26日東京5R芝1600(真歌トレーニングパーク)
グランヒマラヤ ◇26日東京6Rダ1600(小国ステーブル)
オーサムリザルト ◇26日阪神4Rダ1800(チャンピオンヒルズ)
クファシルムーア ◇26日阪神5R芝1600(ノーザンファームしがらき)
タスティエーラ ◇27日東京6R芝1800(ノーザンファーム早来)
ダノンセシボン ◇27日阪神4Rダ1200(吉澤ステーブルWEST)
イングランドアイズ◇27日阪神6R芝2000(山元TC)
【2021年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】
1 ノーザンファームしがらき 37勝(31・2%)
2 ノーザンファーム天栄 36勝(32・1%)
3 山元トレーニングセンター 20勝(19・5%)
4 チャンピオンヒルズ 17勝(19・2%)
5 吉澤ステーブルWEST 14勝(21・4%)
6 大山ヒルズ 12勝(26・3%)
7 吉澤ステーブルEAST 11勝(25・4%)
8 グリーンウッド・トレーニング 9勝(17・2%)
9 宇治田原優駿ステーブル 8勝(13・1%)
10 阿見トレーニングセンター 6勝(10・2%)
※競馬サイト「馬トク」からのデータ
スポーツ報知