◎12月4日(日)中京競馬場で行われる第23回チャンピオンズカップ(GI)に出走を予定しているグロリアムンディ(牡4、栗東・大久保龍志厩舎)について追い切り後の大久保龍志調教師のコメントは以下の通り。

・(前走の芝の宝塚記念は)例年その時期は馬場が傷んで、そうなればチャンスがあるかと思い出走しましたが、良馬場の競馬で力を出し切れませんでした。

・(前々走のアンタレスステークスは)オメガパフューム相手に僅差の競馬をしてくれました。レース内容からもダート適性は高いと思いますが、まだまだ未知数です。ここでどれだけ走れるか、私も興味があります。この馬の本気の走りを見たいですね。

・宝塚記念の後は疲れが出まして、夏バテのような症状が出ました。ですから牧場でしっかりケアをして、良化して戻ってきました。気温が下がったらもっと良くなると思います。

・(1週前追い切りは)時計は良かったのですが、仕掛けてからの反応がワンテンポ遅れている印象がありました。その点が不満でした。ですから日曜日も強めをやりました。今日の最終追い切りは反応も良く、回転も速く、馬体も沈みました。良化を感じました。

・とにかく鞍上の言うことをよく聞く真面目な馬です。今回はライアン・ムーア騎手。馬を動かすことに長けている騎手です。心強く思います。本気の走りを見せてもらいたいですね。

取材：檜川彰人

ラジオNIKKEI