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【佐賀・ウインターチャンピオン】タガノキトピロ対スパーダ/レースの見どころ

  • 2022年12月03日(土) 17時00分
 12/4(日)に佐賀競馬場で行われるウインターチャンピオン。佐賀競馬の古馬短距離路線で、年明け1月15日に地方全国交流で争われるゴールドスプリントへ向けた一戦に10頭が出走。主な出走馬は以下の通り。

■12/4(日)ウインターチャンピオン(3歳以上・佐賀ダ1400m)

 タガノキトピロ(牡5、九日俊光厩舎)は20年秋の転入後、18戦14勝、2着2回、3着1回と堅実な成績を残す。唯一、馬券圏外の7着に敗れた21年7月の吉野ヶ里記念は後続に突かれる苦しい逃げになったため。その後、逃げたのは1度だけで、末脚を生かす戦法で勝ち星を量産している。10月の佐賀オータムスプリントはスパーダと直線での叩き合いの末、クビ差2着だったが、展開次第で逆転は可能。

 スパーダ(牡7、東眞市厩舎)は今年8月の転入2戦目から準重賞、A1級と連勝。続く有明海特別がタガノキトピロとの初対戦で、同馬に早めに並びかけられて根負けし3着だったが、続く佐賀オータムスプリントは前述のとおりクビ差で勝利している。力量は互角で今回も仕掛けどころがカギになりそうだ。

 ダイリンウルフ(牡5、真島元徳厩舎)は佐賀デビューで、移籍した大井で5勝を挙げ、再転入初戦の前走A1・A2級を快勝。中団から馬なりで位置取りを上げると、直線外から鮮やかに抜け出した。レースぶりから時計短縮は可能で、引き続き北海道のトップジョッキー・石川倭騎手が騎乗するのも歓迎だろう。

 テイエムチェロキー(牡8、平山宏秀厩舎)は重賞初制覇が今年6月の佐賀王冠賞(2000m)だが、昨年は吉野ヶ里記念2着からサマーチャンピオンJpnIIIに挑戦し、地元勢で最先着の5着。もともとは短距離で活躍していた。九州大賞典(2500m)からの距離短縮に戸惑わなければ、勝ち負けになっても不思議ない。

 ミスカゴシマ(牝5、平山宏秀厩舎)は今年3月以降が未勝利で、休み明けを叩かれて臨んだ佐賀オータムスプリントも3番人気で6着とひと息の結果だった。しかし、21年には吉野ヶ里記念ウインターチャンピオンの重賞2勝、今年1月のゴールドスプリント3着と短距離路線での実績を考えれば、ノーマークにはできない。

 そのほか、前走がダイリンウルフの3着で飛田愛斗騎手が初騎乗するスーパースナッズ(牝7、手島勝利厩舎)にも注目。

 発走は18時00分。

(文・栗田勇人)

次回は12/25の『日刊スポーツ杯 中島記念』の見どころを紹介予定です。

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