◆第73回
チャレンジC・G3(12月3日、阪神・芝2000メートル)
3〜7歳の14頭立てで争われ、単勝1・9倍の圧倒的1番人気に支持された
ソーヴァリアント(牡4歳、美浦・
大竹正博厩舎、父
オルフェーヴル)が
クリストフ・ルメール騎手を背に直線で抜け出し、重賞2勝目となる連覇を果たした。勝ち時計は1分57秒5(良)。
2着は唯一の牝馬で4番人気の
ルビーカサブランカ(
川田将雅騎手)で、3着は8番人気
エヒト(
田中勝春騎手)。今年の牡馬3冠にフル参戦した
ビーアストニッシド(
岩田康誠騎手)が唯一の3歳馬として古馬に初挑戦したが、8着にとどまった。
和田竜二騎手(
サンレイポケット=4着)「ゲートをうまく出てくれたので、いいところを取ろうとしましたが、小脚が使えないぶん、一つ後ろになりました。出来は戻ってきていると思います」
川須栄彦騎手(
エアファンディタ=5着)「1コーナーで勝ち馬の後ろが取れましたが、キープできませんでした。向こう正面で馬群がタイトになり、馬が気を使って4コーナーで踏み遅れる形になりました。3、4コーナーがもう少しスムーズだったら、結果は変わっていたと思います」
ライアン・ムーア騎手(
ブラヴァス=7着)「馬場が速かったです」
飯田雄三調教師(
ビーアストニッシド=8着)「体が増えていたのは戻ったもの。今日は前に行く馬が多かったです。もう少し(気性面の)落ち着きが欲しいです」
福永祐一騎手(
レッドベルオーブ=9着)「せかすことなく自分のリズムで行けましたが、なかなか息が入らなかったです。けんかするよりはいいかなと思った選択をしましたが、最後は余力がなかったです」
坂井瑠星騎手(
タイセイモンストル=10着)「勝った時と同じような競馬で頑張ってくれました」
吉田隼人騎手(
ニホンピロスクーロ=11着)「勝ち馬と同じような位置にいましたが(他馬の)レベルが高かったです。オープン特別なら違うと思いますし、ダートを試してみても面白いかも知れません」
荻野極騎手(
ディアマンミノル=12着)「追いっぱなしでした」
藤岡佑介騎手(
パトリック=13着)「勝負どころで手応えがいっぱいになりました」
松山弘平騎手(
メイショウテンゲン=14着)「長期休養明けで、よく頑張ってくれました」
スポーツ報知