◇鈴木康弘「達眼」馬体診断
この父にしてこの子ありといいます。
ラヴェルは父
キタサンブラックの特徴がよく表れています。首から頭にかけてのつくりは父親そっくり。よく抜けたスリムで柔らかい首差しは父のコピーです。四肢は父ほど極端に長くないが、他馬に比べれば脚長。筋肉は量より質に優れています。とても弾力性がある。筋肉量の豊富な
ダイワメジャーを母の父に持っていますが、母系の影響はほとんど感じられない。この父にしてこの娘ありです。
落ち着き払った立ち姿も往年の父を思い起こさせます。穏やかな顔つきで、ごく自然に立っています。毛ヅヤも良好。この姿のままレース当日を迎えてほしい。
スポニチ