年明け一発目の
JRA重賞。GIIIのハンデ戦としてはメンバーが揃う傾向にあり、勝ち馬には
ラブリーデイ、
ウインブライト、
ヒシイグアスなどGI戦線で活躍していく馬の名前もみられる。
1.距離短縮組は不振
過去10回で、前走2000mより長い距離を走っていた26頭は、18年1着の
セダブリランテスを除いて4着以下に沈んでいる。コース替わり初週の内回りということで、スタミナより機動力やスピードがより求められる傾向にあるため、2000m以下を経てきた馬に分がある。
2.軽量馬は苦戦傾向
過去10回で、馬体重480〜499kgの馬が[5-4-7-45]で複勝率26.2%、500kg以上の馬が[4-3-2-43]で複勝率17.3%なのに対し、馬体重460〜479kgの馬は[0-2-1-27]で複勝率10.0%、459kg以下の馬は[1-3-1-41]で複勝率10.9%。どちらかと言えば馬格のある馬が優勢。
3.追い込みは決まらない
過去10回で、4角10番手以下だった馬は[0-0-2-60]。直線で形勢が逆転するケースはほとんどなく、ある程度前々で立ち回った馬が好走してくる。
レッドランメルトは折り合い面に課題があるため距離延長がどうかも、目下3連勝と勢い十分。また、素質的にもいきなり通用して良さそう。近年の好走傾向にも合っており、初重賞でも好勝負を期待できると見た。