新春競馬は
武豊騎手に注目だ。8日の
シンザン記念(3歳・GIII・中京芝1600m)には
ライトクオンタム(牝3、栗東・
武幸四郎厩舎)で参戦予定。勝てば自身の記録を更新する37年連続の
JRA重賞制覇となる。
デビューイヤーの87年、
京都大賞典を
トウカイローマンで勝ち、初の重賞タイトルを手にした。そこから昨年のダービーの
ドウデュースまで、36年間で349の
JRA重賞を制覇。今年の3月で54歳。体力の衰えがないはずはないが、そこは豊富な経験でカバー。存在感ではまだまだ他の追随を許さない。
ライトクオンタムは弟・幸四郎師の管理馬。昨年11月の東京新馬戦をルメールとのコンビで快勝した。今回はキャリア僅か1戦での重賞チャレンジ、初の牡馬相手など課題は山積みだが、それらを楽にクリアして不思議ないポテンシャルを持っている。
さぁ、名手の手応えやいかに。新年早々の記録更新、さらには節目の
JRA重賞350勝達成で“レジェンド、ここにあり”を印象付けたい。