年度代表馬には天皇賞(秋)と有馬記念を制したイクイノックス(牡3、美浦・木村哲也厩舎、年齢は昨年)が選ばれた。

　イクイノックスは16年と17年に年度代表馬となった父キタサンブラックに続く受賞。親子での受賞は76年トウショウボーイ→83年ミスターシービー、84＆85年シンボリルドルフ→91年トウカイテイオー、05＆06年ディープインパクト→12＆14年ジェンティルドンナ、13年ロードカナロア→18＆20年アーモンドアイに続いて、5組目となる。

　今年の始動戦は未定ながら、木村調教師は有馬記念後のインタビューで、海外遠征への意欲を表明済み。その強さを海の向こうでも示し、2年連続の年度代表馬、さらには歴史的名馬の座を目指す。