チャンピオンズCは4着で1番人気の支持に応えることができなかった
テーオーケインズ(栗東・
高柳大輔厩舎)。前走後は放牧に出て、1月6日にチャンピオンヒルズから栗東へ帰厩。今朝18日は次走予定の
川崎記念(2月1日・川崎ダート2100m)に向けた追い切りを行っている。
朝一番のCWで
松山弘平騎手が騎乗。単走だったが、適度に気持ちが乗った感じで馬場入り。いい雰囲気で1コーナーから2コーナーを抜けていき、向正面に入ってからのフットワークはゆったりしているのに、ラップはそれなりに速いという感じ。
前方に他厩舎の追い切りがいたが、それには追いつきそうにない。ただ、これは距離的な問題で、この馬自身の気持ちの問題ということではない。むしろ、4コーナーを14.2秒のラップで回ってきたにしては、最後の直線の加速力が抜群。
そのラップは11.8秒、11.5秒。軽く促す程度でこれだけ動けば十分だし、全体時計は6F82.1〜5F67.3〜4F52.6〜3F37.5〜2F23.3〜1F11.5秒。決してここが大目標ではないということを考えると、十分すぎるくらいの動きではないだろうか。
(取材・文:井内利彰)