28日、
テンペスト(牝3、美浦・
国枝栄厩舎)が東京6Rの3歳新馬戦(芝1600m)に出走する。同馬は2022年12月、中山競馬場での2歳新馬戦が初陣となる予定であったが、当日に出走を取消。今回が仕切り直しのデビュー戦となる。鞍上は
横山武史騎手。
テンペストは父
ロードカナロア、
母シーザリオ、母の
父スペシャルウィークという血統の良血馬。
母シーザリオは2005年の日米
オークスを制し、同年の
JRA賞最優秀3歳牝馬に選ばれた名牝である。
全兄にあたるのは、無敗で
皐月賞を制した2019年の
JRA最優秀3歳牡馬サートゥルナーリア。半兄にはGI・2勝を挙げ、種牡馬としても大活躍中の
エピファネイアや2015年の
朝日杯FS覇者
リオンディーズがいる。
兄姉のうちでデビューを果たした馬は10頭おり、そのうち6頭が初戦で勝ち星を挙げている。
シーザリオは2021年2月にこの世を去っているため、本馬が最後の産駒となる。