武豊騎手が
エアロロノア(牡6、栗東・
笹田和秀厩舎)で4年ぶりに
東京新聞杯(4歳上、GIII、東京芝1600m)に参戦する。
東京新聞杯は
武豊騎手が滅法得意とするレースだ。過去11回の参戦で[5-0-1-5]の勝率46%。05年の
ハットトリック、07年の
スズカフェニックス、18年の
リスグラシューなど、多くの名馬とタッグを組んで勝利を重ねてきた。関東圏の
JRA重賞に限ると、5勝は
弥生賞の8勝(21戦)、ダービー(33戦)と
天皇賞(秋)(32戦)の6勝に次ぎ、
フェブラリーS(26戦)と並んで4位タイ。騎乗回数の少なさを考慮すれば、最も得意な関東圏の重賞といっても間違いではない。
エアロロノアとは昨年の
マイルCS以来、2回目のコンビとなる。当時は単勝54.1倍の11番人気だったが、後方からジワジワ伸びて0秒4差の7着に健闘。この一戦で特徴はつかんだはずだ。前走の
京都金杯が2着だったように、GIIIなら力上位は明らか。その華麗な手綱さばきで重賞初制覇に導いてみせる。