スマートフォン版へ

大阪杯で始動のスターズオンアースに凱旋門賞挑戦プラン 社台レースホース・吉田哲哉代表「候補には入ってきます」

スポーツ報知
  • 2023年01月31日(火) 06時30分
 2022年度JRA賞の授賞式が30日、東京都内で3年ぶりに開催され、最優秀3歳牝馬スターズオンアースの陣営が、今秋の凱旋門賞・仏G1(10月1日、パリロンシャン競馬場)挑戦プランを表明した。タイトルホルダージェラルディーナも参戦する方向の大阪杯(4月2日、阪神)から、世界の頂点を目指して始動する。年度代表馬イクイノックスの陣営は、ドバイ・シーマクラシック(3月25日、メイダン競馬場)への参戦を正式発表した。

 スターズオンアース凱旋門賞挑戦プランが浮上した。桜花賞オークスを制し、秋華賞も3着に好走したドゥラメンテ産駒。4歳を迎えた23年は一段の飛躍が期待される。馬主の社台レースホース・吉田哲哉代表は香港などへの海外遠征の可能性を口にしたうえで、「もちろんヨーロッパにも行ってみる価値はあると思います。(凱旋門賞も)候補には入ってきます」と、登録の方向で考えていることを明言した。

 年明けの始動戦は、すでに大阪杯に決まっている。昨年の牝馬3冠路線では芝のマイルから2400メートルまで幅広い条件で活躍したが、同代表は「距離に関しては1600メートルはどうかなというのはありますし、春の香港(クイーンエリザベス2世C)や秋の大きいレースなど、2000メートル前後でと考えています」と説明。「大阪杯の結果を見て、成長がうかがえて、肉体的な弱いところが解消しているようなら、海外遠征も考えていきたい」と続けた。世界最高峰の舞台に挑むことになれば、牝馬では日本調教馬4頭目だ。

 血統的には十分な裏付けもある。祖母スタセリタは09年の仏オークス、ヴェルメイユ賞などG1・6勝を挙げた欧州血統で、叔母には17年のオークスソウルスターリングがいる。「重厚かと思ったら、桜花賞で素晴らしい末脚を見せてくれて、スピードに裏打ちされているところもある。今後も様々な場面で活躍してくれると期待している」と同代表。春の結果次第だが、夢は果てしなく広がる。(坂本 達洋)

スポーツ報知

いま読まれています

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す