昨年のダービー馬
ドウデュース(牡4、栗東・
友道康夫厩舎)が
京都記念(4歳上、GII、阪神芝2200m)で始動する。
凱旋門賞19着以来、4カ月ぶりの実戦。それでも先に見据える海外遠征に向けて、しっかりと結果を出したいところだが、実は不吉なジンクスとも戦わなければいけない。
これまで10頭のダービー馬が計14回、
京都記念に参戦しているが、勝ったのは1頭目の
マツミドリのみ。その後は54年春の
ボストニアン、01年
アグネスフライトの2着が最高。ここ10年に限れば13年
キズナなどの3着が最高となっている。
ドウデュースが勝てば、実に75年ぶりのダービー馬による
京都記念制覇。願わくは歴史の扉を開け、胸を張って海を渡りたい。
【ダービー馬の
京都記念成績】
47年
マツミドリ→48年春1着
53年
ボストニアン→54年春2着
68年
タニノハローモア→68年秋4着、69年春4着
00年
アグネスフライト→01年2着、03年6着
07年
ウオッカ→08年6着
13年
キズナ→15年3着
14年
ワンアンドオンリー→16年6着
16年
マカヒキ→17年3着、19年3着、22年11着
17年
レイデオロ→18年3着
18年
ワグネリアン→21年5着