21年12月から14か月感の騎乗停止中だったオイシン・マーフィー騎手=愛国=が、サウジCデー(2月25日、キングアブドゥルアジーズ競馬場)のネオムターフC・G3(2100メートル)でミストザカット(牡4歳、英国・G・ボウヒー厩舎、父クオリティロード)に騎乗し、復帰することが分かった。6日、レーシングポストなど英
メディアが報じた。
同騎手は、20年9月に新型コ
ロナウイルスに関する規則を破り、自らの居場所を虚偽申告。さらに、21年5月と10月にはレース前の呼気検査で基準値を超えるアルコールが検出され、騎乗取り消しとなっていた。サポートチームが英国競馬統括寄稿(BHA)にリハビリ期間が必要と報告し、BHAが一時的に騎手免許を停止。今月16日に停止期間が明けることになっていた。免許停止時はBHAを通じて「自分自身が深刻な状況であることが分かり、周囲のサポートが必要です。それを公にして、騎手免許を手放し、リハビリと向き合っていくことにしました。自分が犯した行為を深く後悔しています。申し訳ありませんでした」とコメントしていた。
マーフィーは英国で21年まで3年連続リーディングに輝き、日本では19年の
ジャパンCを
スワーヴリチャードで制覇。21年の米ブ
リーダーズCディスタフでは
マルシュロレーヌを勝利に導いている。
スポーツ報知