◆第40回
フェブラリーS・G1(2月19日、東京・ダート1600メートル)1週前追い切り=2月8日、栗東トレセン
安定感抜群の
ドライスタウト(牡4歳、栗東・
牧浦充徳厩舎、
父シニスターミニスター)が、主戦の戸崎騎手を背にCWコースで併せ馬を行い、80秒0―12秒2で2馬身先着した。
ドクターマンボウ(4歳1勝クラス)を並ぶ間もなく交わし去った。「もたつくようなところもあるけど、これだけ時計が出ていれば問題ありません」と主戦は納得の表情。「1400メートルがベストかと思っていたが、伸びがあっていいフットワークだし、これならマイルでも」と自信を深めた様子だった。
牧浦調教師も「とびが大きいからこれだけ時計が出ているとは思わなかった」と充実ぶりに舌を巻く。「上がってきてからもけろっとしているし、いい状態です。来週はサッとやれば十分ですね」と予定通りの仕上がりを伝えた。
全日本2歳優駿を勝っているが、中央では今回が重賞初挑戦となる。2戦2勝の東京コースでいきなりのG1制覇となるか注目だ。
スポーツ報知