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ギガキングが報知グランプリカップ連覇を達成

スポーツ報知
  • 2023年02月08日(水) 21時47分
 第59回報知グランプリカップ・S3は8日、船橋競馬場の1800メートルを11頭が争った。1番人気のギガキング(和田譲治騎乗)が、直線で抜群の伸びを見せて連覇を飾った。2馬身差の2着にアナザートゥルースが入り、3着はロードゴラッソ

1、2着馬にダイオライト記念・Jpn2(3月15日、船橋)、1〜3着馬に京成盃グランドマイラーズ・S2(同16日、同)、1着馬にかしわ記念・Jpn1(5月4日、同)への優先出走権が与えられた。

 優勝馬の関係者には報知新聞社・永山一規ビジネス局長から賞品が贈られた。

 「負けられない一戦」。和田譲治が強い気持ちを持って臨んだレースは連覇という最高の結果となった。ギガキングはスタートを決めると、逃げるアナザートゥルースをマークする3番手をゲット。直線では抜群の伸びを見せて一気にかわし、2馬身差をつけて昨年のこのレースに続く重賞5勝目を手にした。「返し馬から状態の良さを感じていて、イメージ通りに3番手が取れた。直線でしっかり加速できて、勝つことができた」と、鞍上も納得の勝利となった。

 稲益貴弘調教師は「直線は伸びるからとジョッキーには伝えていた」。会心の勝利となった。この後は放牧に出してブリリアントC・S3(4月20日、大井)から大井記念・S1(5月24日、大井)を目指す。そして、今年の最大目標は日本テレビ盃・Jpn2(9月27日、船橋)。充実期に入った5歳馬ならJRA勢が相手でも十分に戦えるだろう。

 森泰斗騎手(アナザートゥルース=2着)「楽に逃げられたが、踏ん張れなかった。あのペースなら勝ちたかった」

 本田正重騎手(ロードゴラッソ=3着)「ゴーサインを出した時点では“おっ!”と思ったが。船橋より軽い馬場の方が良さそう」

 藤本現暉騎手(リンゾウチャネル=4着)「折り合っていければ、もう少し違ったかも。こういう馬場は合っている」

 山崎誠士騎手(ゴールドホイヤー=5着)「理想の展開で行けたし、4コーナーまで、この感じならもしかしてと思った。少し重い感じはあった」

 ギガキング 父キングヘイロー母ウルフコール(父バブルガムフェロー)。船橋・稲益貴弘厩舎所属の牡5歳。北海道新ひだか町・谷藤弘美氏の生産。通算25戦10勝。総収得賞金は1億1421万円。主な勝ち鞍は南部駒賞・M1(2020年)、東京湾C・S2、ダービーGP・M1(いずれも21年)、報知グランプリC・S3(22年)。馬主は(株)Heroレーシング。

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