「
報知グランプリカップ・S3」(8日、船橋)
1番人気の
ギガキング(牡5歳、船橋・稲益貴)が好位から直線抜け出して連覇達成。逃げた2番人気の
アナザートゥルースが2馬身差の2着に粘り、5番人気の
ロードゴラッソが中団から3着に食い込んだ。1、2着馬は「第68回
ダイオライト記念・Jpn2」(3月15日・船橋)、1〜3着馬は「第26回
京成盃グランドマイラーズ・S2」(3月16日・船橋)、1着馬は「第35回
かしわ記念・Jpn1」(5月4日・船橋)の優先出走権を獲得した。
昨年の覇者
ギガキングが正攻法の横綱相撲で、2年連続のタイトルを手中にした。
アナザートゥルースが逃げ、
ゴールドホイヤーが2番手。2頭の重賞ホースを前に見ながら
ギガキングは外の3番手。最後の直線で両馬に襲いかかると一気にかわし、残り150メートルを過ぎたところで大勢は決した。
「外枠からスムーズに、イメージ通りの位置が取れ、直線もしっかり伸びてくれました」と手綱を取った
和田譲治は絶賛。単勝1・6倍の圧倒的支持に「負けられないレースだったけど、一戦ごとに強くなっています」と自信を見せた。
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稲益貴弘師も「ここ目標に、状態には自信がありました」と満足そうな笑み。今年の最大目標に、昨年5着に終わった地元の交流重賞「
日本テレビ盃・Jpn2」(9月27日・船橋)を挙げた。中距離戦線で、さらに白星を積み重ねていく。
提供:デイリースポーツ