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【佐賀・飛燕賞予想】ブレイブアモーレ重賞初制覇なるか/レースの見どころ

  • 2023年03月04日(土) 17時00分
 3/5(日)に佐賀競馬場で行われる飛燕賞は19年から1400mに距離短縮となったが、20年1着ミスカゴシマ、22年2着ザビッグレディーが佐賀皐月賞を制しクラシックホースになっている。今年もここから飛躍を期す10頭が参戦。主な出走馬は以下の通り。

■3/5(日)飛燕賞(3歳・佐賀ダ1400m)

 ブレイブアモーレ(牡3、手島勝利厩舎)は転入組の実力馬が多く出走していた1月のニュースター特別とホワイトスター特別で2着。前走の準重賞・ポーラスター賞(1300m)では3〜4コーナーで外に持ち出されると末脚弾けて楽勝。佐賀デビューの強豪ミヤノウッドリーに2馬身半差をつけた。昨秋に北海道1勝から移籍後、人気ほど走れていなかったが、ようやく軌道に乗ってきた。重賞初制覇のチャンスだ。

 イチノコマチ(牝3、平山宏秀厩舎)は地元ではすべて3着以内をキープしている。前走の牝馬重賞・花吹雪賞(1800m)では1番人気に推され、北海道デビューのエイシンレミーに5馬身差で2着。しかしこれまでの3勝がいずれも1300〜1400mで、12月の牝馬重賞・フォーマルハウト賞が佐賀勢として最先着の3着だったように、この距離が合っている。持ち時計も上位で九州ジュニアチャンピオン以来の重賞2勝目も期待できる。

 エイシンレミー(牝3、東眞市厩舎)は前述のとおり長くいい脚を使って花吹雪賞を快勝。北海道では未勝利だったが、当地の水が合うのか【3-1-1-0】と一変の走りを見せている。前走の竜門峡特別が牡馬一線級との初対戦で3着に敗れたが、同レース1、2着馬を含め佐賀で先着を許した馬は今回出走していない。互角の戦いが可能だろう。

 ミヤノウッドリー(牝3、東眞市厩舎)は1月の佐賀若駒賞では3〜4コーナー先頭からイチノコマチの追撃をクビ差で振り切って勝利するなど、1750mで2勝をマーク。1800mの花吹雪賞でも3着に入っている。距離短縮のポーラスター賞では前述のとおりブレイブアモーレの2着だったが、持ち時計は1秒以上短縮しており力は出した印象だ。

 ディーディーデイ(牝3、三小田幸人厩舎)は5月の新馬戦1着後、2戦して休養。1月に復帰し3戦目の3歳-3組で2勝目を挙げている。1750mの前走・バルーン特別では3〜4コーナーで手応えがなくなり4着だったが、距離短縮は向くはず。ブランクがあったためキャリアは浅いが、スピードはここでも通用しそうだ。

 そのほか、九州産馬の重賞・たんぽぽ賞で4着カシノスパイス(牡3、古賀光範厩舎)、九州ジュニアチャンピオン2着馬モーモーレッド(牝3、池田忠好厩舎)にも注目。

 発走は18時15分。

(文・栗田勇人)

次回は3/12の『はがくれ大賞典』の見どころを紹介予定です。

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