ファルコンS(3歳・GIII・中京芝1400m)は距離短縮組が強いレースだ。
舞台が中京芝1400mとなった12年以降の11回を振り返ると、前走が1200mだった馬は[0-0-1-44]と壊滅的。一方、前走1600m組は最多の6勝。とりわけ1600mの重賞から挑んだ馬は[6-5-7-33]の勝率12%、複勝率35%と好成績。12年と21年にワン
ツースリーフィニッシュを達成するなど、11回のうち10回で少なくとも1頭が馬券に絡んでいる。
今年の該当馬は
バグラダス(牡3、美浦・
嘉藤貴行厩舎)と
ペースセッティング(牡3、栗東・安田隆行厩舎)の2頭だ。
バグラダスは前走の
朝日杯FSが0秒4差の5着。序盤で力みがあっただけに、前々走で1勝クラスを制した1400mに戻るのはプラスだ。一方の
ペースセッティングも前走の
シンザン記念が締まったペースで逃げての2着。非凡なスピードが持ち主とあって、1F短縮が悪いはずがない。
今年も前走マイル重賞組に要注目。あれこれ考えず、2頭の馬連&ワイドで勝負するのも一考だ。